『eスポーツジャパン』発足
プロサッカークラブ・名古屋グランパスの元選手である岡山哲也さんらが選手育成を行う会社『eスポーツジャパン』を発足させると発表しました。
名古屋市を拠点に、元サッカー日本代表の秋田豊さんも指導し、強豪チームを作るといいいます。
岡山さんは「ミスターグランパス」と呼ばれた選手で、現在は中京大中京高サッカー部監督を務めています。
「控え選手らの活躍の場になれば」とeスポーツへの参加を思い立ったそうです。
9月中に同社を設立し、秋田さんらとともにサッカーゲームチームを指導する、としています。
特別アドバイザーに「ピクシー」の愛称を持つドラガン・ストイコビッチ氏や、W杯出場経験のあるGKも参戦を予定している、と言います。
非常に豪華な面々で、本格的なeスポーツチームの育成を目指しています。
eスポーツは現在世界中で盛んにプレイされており、サッカーゲームは実在のクラブチームがeスポーツのチームを抱えているなど、広がりを見せています。
日本でも横浜・F・マリノスがeスポーツに参戦するなどの動きを見せています。
サッカーの名選手のeスポーツ参入は、ゲームファンだけではなくサッカーファンにも注目されそうです。
2019年の国体を目指して

出典:SPOLOGY
9月6日に会見した岡山さんは「性別や年齢関係なしに戦える魅力を広げたい」と話し、秋田さんは「リアルなサッカーと通ずる点は多い。理想のサッカーを追求し、世界一のチームを作る」と意気込みを語りました。
小学生vsおじいちゃん、男性vs女性、日本の子供vsストイコビッチといった、多くの人が加われる輪を作りたい、と岡山さんは会見で言い切っているほどです。
チームは、2019年秋に茨城県で開催される国民体育大会に合わせて行われる「ウイニングイレヴン」の都道府県対抗大会で、県代表として優勝を目指します。
また、先日のアジア大会の日本優勝に続き、正式競技となる2022年のアジア大会の優勝の期待もかかります。