新しい「スポーツ」

大好評のうちに幕を閉じた「第1回全国高校eスポーツ選手権」の影響からか、多くの高校でeスポーツが部活やサークルとして誕生しています。

『ウイニングイレブン』や『リーグ・オブ・レジェンド』といったチーム戦を主体としたゲームが人気で、仲間とのチームワークが重要となっています。

2019年には第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムとして「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」が開催され、さらには「第2回全国高校eスポーツ選手権」も開催されます。

2018年以上に、eスポーツの大きな大会が行われるため、注目度も高くなっています。

しかし、部の設立には様々な障害があるのも事実です。

eスポーツ部ではパソコンが使われています。パソコンの値段は安い物だと数万円からありますが、eスポーツをプレイするためにはある程度のスペックが必要なため、最低でも一台約10万円以上かかってしまいます。

『eスポーツ部 発足支援プログラム』を利用してパソコンをレンタルすることもできますが、3年間という期限付きのため、その後に部を維持できるのか、といった問題もあります。

理解を得るのが難しい

また、「学校でゲームをする」ということに理解を得るのが難しいという点も挙げられます。

eスポーツそのものが、話題になっているとはいえ、保護者や学校からは「ゲーム=遊び」と捉えられてしまいます。

「ゲーム漬けになって生活が不規則になる」

「ひきこもりの原因になる」

と、保護者から心配する声もあります。

富山県立砺波工業高校では、去年11月にeスポーツ班を設立しました。

「学業をおろそかにしない」

「暴言、誹謗、中傷など相手を傷つける発言をしない」

などの規則を設け、成績不振者の活動を禁止しています。

多くの学校で、eスポーツの活動が盛んになっています。「ゲーム」という悪い印象を振り払い、高校でeスポーツが部活として活躍する日は、そう遠くないかもしれません。