朝日放送から独立
2018年6月18日、元朝日放送アナウンサーの平岩康佑氏が朝日放送から独立しeスポーツ実況者の事務所『ODYSSEY(オデッセイ)』をしたと、自身のツイッターで発表しました。
局アナがeスポーツキャスターに転身したのは日本初です。
平岩康佑氏は「RADE」や「パワプロチャンピオンシップス2017」での実況経験があり、自身も大のゲーム好きとして知られています。
しかし、なぜ独立という選択をしたのでしょうか?
それはODYSSEYの公式サイトに明記されていました。
ファンの応援の違い

平岩氏は同社サイトにて
「海外のイベントでは、観客が我を忘れ、声を枯らして選手たちに声援を送っているのに対し、日本の会場では選手たちのプレーが白熱していても、遠慮しながら応援しているように見えます」
と述べています。
そんな日本の観客が本能的に選手の名前を叫ぶような空気感を作りたい、とODYSSEYを設立しました。
「喋りのプロ」による実況こそが、ODYSSEY最大の武器と言えます。
また、事業内容としては以下の通りです。
・所属タレントのeスポーツイベントへの出演を請け負う「マネジメント事業」
eスポーツ実況のノウハウを効率的に伝えるスキームを作成する事で、すでに喋り手として活躍していなくても短期的にスキルを習得できます。
・既存のスポーツ中継で得たノウハウを活かした「中継制作事業」
提携制作会社とともに、プロスポーツとして勝負所を逃がさない中継制作が可能となります。
・イベントや関連番組の演出のサポートをする「演出コンサルティング事業」
実況と解説のすみ分けをアドバイスする事で、中継の質を高めます。
日本初のeスポーツ実況集団
今後もeスポーツイベントは増えていきます。
その時にプロのeスポーツ実況集団がいると、今まで以上にイベントが盛り上がっていく事が予想されます。
eスポーツ業界に新たに誕生したODYSSEYの活躍に注目です。
プロの経験がどのように活かされていくのか、非常に楽しみです。