eスポーツでプロ野球
新型コロナウイルス感染拡大は、スポーツの世界にも大きな影響を与えており、プロ野球の公式戦開幕が延期となっています。
野球ファンにとっては楽しみが失われてしまった状況ですが、その代わりとなる試合が行われます。
日本野球機構などがファンに楽しんでもらう機会を提供しようと29日から「バーチャル開幕戦2020」を実施します。
コナミデジタルエンタテインメントのゲームソフト『eBASEBALL パワフルプロ野球』を使って、プロ野球の公式戦開幕が予定されていた3月20日からの対戦カードと次のカードの計12試合を戦います。
2年前から『eBASEBALL パワフルプロ野球』を使ったeスポーツの大会「eBASEBALLプロリーグ」を開催しており、その大会で各球団の代表選手に選ばれた「eプレーヤー」が今回の「バーチャル開幕戦2020」をオフライン形式で対戦します。
『eBASEBALLパワフルプロ野球』は2020年のバージョンのため、ロッテの佐々木朗希、ヤクルトの奥川恭伸両投手といった高卒ルーキーがeスポーツプレイヤーが起用するかもしれません。
29日は巨人-DeNA、楽天-オリックスのカードが配信され、元ヤクルト監督の真中満さんと元巨人選手の駒田徳広さんがそれぞれの試合の解説を担当することも決まっています
eスポーツならではの楽しみ
新型コロナウイルスの影響で外出も自粛され、スポーツ観戦も楽しむことができませんが、eスポーツでの試合であれば自宅から楽しむことができ、無観客試合中でも試合を進めることができます。 試合の様子はNPBeスポーツ公式ユーチューブチャンネルなどのオンラインで、3月29~31日、4月3~5日に2試合ずつ配信される。

実際のプロ野球の公式戦開幕は4月24日を目指していますが、「バーチャル開幕戦2020」の担当者は「一足先に、バーチャルでプロ野球を楽しもう」と呼びかけました。
野球ファンもゲームファンも、「バーチャル開幕戦2020」は楽しみな試合となりそうです。