長い歴史のある対戦ツール
対戦格闘ゲームは、90年代頃から各地のゲームセンターで盛んに対戦されており、日本人にとってはeスポーツのイメージが強いジャンルです。
対戦格闘ゲームブームの火付け役と言えば『ストリートファイターⅡ』ですが、現在では数多くのタイトルがリリースされています。
対戦格闘ゲームの祭典『Evolution』(以下※EVO)の結果を見てみます。
すると、国別に強いタイトルがあるのが分かります。
ストリートファイターV
『ストリートファイターV』では、日本とアメリカが強いようです。
2016、2017と半々くらいの割合で入賞しています。
以下の動画はEVO2017の決勝戦の模様です。日本のときど選手とアメリカのPUNK選手の対戦です。
PUNK選手は世界最強のプレイヤーとされており、反応の速さと正確無比なプレイから「高難易度設定で超反応してくるCPU」とさえ言われていますが、見事ときど選手が勝利を収めました。
アークシステムワークスのゲーム
『ギルティギア』シリーズや『ブレイブルー』シリーズで有名なアークシステムワークスのゲームは、いわゆるコンボゲーと呼ばれるスピーディーなゲーム展開が特徴です。
どちらのタイトルも日本勢が強く、上位を独占しています。
鉄拳7

出典:4gamer.net
『鉄拳』シリーズは、韓国が非常に強く、多くのプレイヤーが入賞しています。
韓国では鉄拳シリーズが人気で、eスポーツ先進国という事もあり、研究が進んでいる印象です。
2016・2017年のどちらも、トップ3は韓国の選手が独占しています。
大乱闘スマッシュブラザーズ

出典:格ゲーチェッカー
スマブラシリーズも世界的に大人気で、EVOの種目になっています。
上位にはアメリカの選手が多いですが、日本選手の活躍しています。
スマブラはWiiU版とゲームキューブ版のDXで部門が分かれている事からも、その人気の高さがうかがえます。
今後の展開に注目
2018年もEVOが開催します。
日本人選手がどこまで活躍できるのか、どんなスーパープレイが披露されるのか、期待したい所です。