落ちモノパズルの元祖

eスポーツと言えば、対戦格闘ゲームやスポーツゲーム、FPSやレースゲームなどが真っ先にイメージされますが、対戦パズルも競技タイトルに採用されていて、『ぷよぷよeスポーツ』などが有名で、プロゲーマーライセンスの発行や大会などで注目されています。

『ぷよぷよ』に代表される「落ちモノパズル」の元祖と言えば『テトリス』です。ソ連の科学者アレクセイ・パジトノフによって開発されたテトリスは、日本では1988年にアーケードで登場し、その後家庭用にも移植されました。様々なプラットフォームで発売され、世界で爆発的にヒットしました。 特にゲームボーイ版のテトリスは持ち運びできる手軽さとマッチしたことで大ヒットし、ゲームボーイの普及にも繋がりました。

実はこのテトリスが、eスポーツのタイトルとして採用されています。海外ではNES版(海外で発売されたファミコン)のテトリスが使われており、参加者も年々増えています。

約30年前のゲームですが、実は利点があります。

ゲームとしての内容はシンプルで分かりやすく、ゲームとして完成されていて、なおかつプレイ時間が6~9分と比較的短いため、eスポーツの試合に向いています。テトリスは多くのハードに移植されているため、手に入りやすいのも特徴で、興味を持ったプレイヤーが新たに始めるのにも適しています。

進化し続けるテトリス

テトリスは最近でも新作が発表されています。

2019年にはニンテンドースイッチオンラインの加入者特典として「TETRIS 99」が無料配信されています。これはテトリスのルールにバトルロイヤル要素を取り込んだタイトルで、99人のプレイヤーが同時にオンライン対戦ができ、最後の1人を目指します。

Finals – 2016 Classic Tetris World Championship
出典:Finals – 2016 Classic Tetris World Championship

懐かしいタイトルでありますが、対戦の熱さは変わりません。アーケードでは今でもテトリスが稼働しているゲームセンターもあります。家庭用やスマホやアーケード版で、気軽に始めやすいのも特徴と言えます。