100年以上の歴史の家具メーカー
eスポーツが注目されるにつれ、ゲーミングデバイスも数多く発売されています。その機能性や使いやすさから、ゲーマーはもちろん、普段ゲームをしない人も利用する機会が増えています。
その中でも、ゲーミングチェアは長時間座っても疲れないなど、ビジネスの場面でも使われます。
人間工学デザインの高級椅子 アーロンチェアで有名なハーマンミラーが、ゲーミングチェアを手掛けることを発表しました。
同社の発表によると、ハーマンミラーはゲーマーのための次世代高性能家具の研究・設計・製造に向けて、Logitechのゲーミングブランド Logitech Gと独占パートナーシップを締結しました。最初の製品であるゲーミングチェアは、2020年の春に公開予定しています。
ハーマンミラーは、100年以上の歴史を持つ世界的な家具メーカーです。著名デザイナーによる時代を象徴するようなモダンデザインの家具のメーカーであると同時に、エルゴノミックなワークチェアとして一世を風靡したアーロンチェアでも知られています。
昨年、傘下に多数のプロゲーマーチームを抱える eスポーツ組織「Complexity Gaming」とのパートナーシップを発表したことで、ゲーミングデバイスの分野へ参入を示していました。
長時間使用するためのチェア
独占パートナーシップを締結した Logitech Gはキーボードやマウスなど、eスポーツ選手や熱心なゲーマー、ゲーム配信者向けのゲーミングデバイスを手掛けてきた実績があります。
ゲーミングチェアのデザインはまだ発表されていませんが、今までのものとは違ったデザインになるかもしれません。

eスポーツ選手にとって、座る椅子は非常に重要です。1日12時間も練習に費やすプロ選手もいて、それだけの長い時間座り続けるのは普通の時間ではつらく、それだけで疲れてしまいます。また配信者も長い時間座り続けるため、どうしても体に負担がかかってしまいます。
ゲームのみならず、ビジネスや自宅での使用するのに、新たなゲーミングチェアは役立ちそうです。