賞金総額500万円と国際大会への出場権
新型コロナウイルスの影響でリアルスポーツの多くが延期されましたが、オンラインで開催できるという利点を生かし、現在では新しいeスポーツイベントが数多く誕生しています。
日本eスポーツ連合は2020年8月28日、eスポーツ大会「JAPAN eSPORTS GRAND PRIX」(日本eスポーツ選抜競技大会)を、東京ゲームショウ2020 オンライン会期中の9月24日から27日までの期間で開催すると発表しました。
この大会は、「世界で活躍する選手を創出する」ために日本eスポーツ連合が新設するというeスポーツイベントで、賞金総額500万円となっており、さらには「日中韓eスポーツ国際競技会」といった国際eスポーツ大会の日本代表出場権をかけた大会となっています。
今回、第1弾の競技タイトルとなるのは『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』です。
そして同タイトルによる「ウイニングイレブン 国内最強チーム決定戦」も発表となりました。これは2人1組1チームとして,推薦で選ばれたJリーグクラブが所有するeスポーツチームと、公募で集まったプロゲーマーチームによるトーナメントで、予選はオンライン、決勝はオフラインで実施し、上位チームには総額100万円の賞金が贈られます。
合同セレクションも実施
参加希望のプロゲーミングチームの募集は始まっており、この機会に選手募集をおこなうJリーグクラブが集まり合同セレクション「Jクラブセレクションマッチ」も実施されます。

感染症の影響により、多くのスポーツが例年通りの開催ができなくなっていますが、オンライン開催できるeスポーツに注目が集まり、数多くのeスポーツイベントが開催されるようになってきました。
「JAPAN eSPORTS GRAND PRIX」においても、東京ヴェルディeスポーツ、水戸ホーリーホック、横浜F・マリノス、サガン鳥栖といったチームが参加を表明しており、今後参加するJリーグクラブが増えていくかもしれません。