今大会最多の参加者
アメリカで開催される世界最大の格闘ゲームの祭典「EVO」の日本版となる「EVO Japan 2020」が幕張メッセにおいて開催されました。
メイントーナメントの1つ『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は、今大会でも最多となる2987名の参加者によって優勝が争われました。
Winner’sから決勝へと進んだのは、「しゅーとん選手」です。
様々なキャラクターを使いこなしますが、特にピクミン&オリマーでは世界最強と認知され、日本ならず海外でも評価を受けています。
前作と比べて大幅に強化されたピクミン&オリマーを使い、今大会ではWinner’s FINALで1本落とした以外はストレート勝ちを収めてきました。
対するLoser’s Roundから勝ち上がってきたのは「コメ選手」です。
世界最強のシュルク使いの1人として知られており、サブキャラを使いことも滅多になく、シュルクを使い続けているプレイヤーです。 シュルクは、モナドアーツを切り替えることで自キャラの能力を変えることができるキャラクターで、使いこなすのが難しい反面うまく操れるとさまざまなことができます。
勝負の結末は?
世界最強と目されてるプレイヤー同士の決勝は、一進一退の攻防が続く、見応えのある試合となりました。
状況に応じてモナドアーツを切り替えるコメ選手に対し、しゅーとん選手はうまく対応していきます。
2-0でしゅーとん選手がリードした状態で迎えた3戦目、互いにストック残り1の時、崖から上がってきたシュルクへの攻撃がヒットし、しゅーとん選手が優勝を決めました。
優勝が決まった瞬間、しゅーとん選手は感情をこらえきれずに涙を流すシーンに、会場は大いに盛り上がりました。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は、全世界の累計売上1570万本を突破し、それまで1500万本の「ストリートファイターⅡ」を超えて「世界でもっとも売れた格闘ゲーム」になりました。
また、『スマブラ』シリーズの累計売上でも「もっとも売れた格闘ゲームシリーズ」となりました。
DLCによる追加ファイターの発表もされ、ますますeスポーツシーンでも盛り上がっていきます。