複数タイトルのクロスオーバー作品
アメリカで行われる世界最大の格闘ゲームの祭典である「EVO」においても、メイントーナメントタイトルとして採用されているのが、『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』です。
タイトルのもある『BLAZBLUE』シリーズだけでなく、複数の対戦格闘ゲームがクロスオーバーしたゲームで、その中から2キャラを選んでタッグを組んで戦う人気作です。
Winner’sでGrand Finalへ勝ち進んできたのは、「kubo選手」です。
東海を代表する強豪プレイヤーで、『GUILTY GEAR』シリーズや『MELTY BLOOD』シリーズなど幅広いタイトルをプレイした実績があります。
2019年からは「よしもとゲーミング」所属のプロゲーマーとなり、『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』をメイン種目として活躍しています。
一方、Loser’sから勝ち上がってきたのは「Dora選手」です。
『BLAZBLUE』初のプロゲーマーであるとともに唯一の闘劇三年連続壇上出場者としても知られています。
基礎スキルも備えていますが、逆境や大舞台に強い精神力も持ち合わせており、Grand Finalへと駒を進めてきました。
試合の結果は?
kubo選手は2019年11月のアップデートで追加された「雪泉」と、『UNDER NIGHT IN-BIRTH』シリーズの「セト」を選択しました。
対するDora選手は『ペルソナ4』シリーズから「直斗」と、『UNDER NIGHT IN-BIRTH』の「メルカヴァ」でタッグを組み、決勝に臨みました。
第1試合は終始Dora選手が優勢を保ったまま進め、勝利を収めます。第2試合、kubo選手の反撃を受けて窮地に陥るも、終盤時間をたっぷり使って攻め、Dora選手を抑え込み、スコアリセット目前となりました。
第3試合、Kubo選手がほとんどDora選手に攻撃するスキを与えないまま制しましたが、4試合目を落とし、スコアリセットとなりました。
しかし、ここからKubo選手の反撃が始まります。
スコアリセット後のKubo選手は、試合を優位に進め、3試合ストレート勝ちを収め「EVO Japan 2020」『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』部門の優勝の座に輝きました。
優勝を決めた瞬間、Kubo選手は両手を掲げ、喜びを表していました。