F1グランプリに変わる大会

新型コロナウイルスの影響で、世界的にさまざまなイベントが中止に追いやられています。それはモータースポーツの世界にも大きな影響を与えていますが、Formula 1においては新しいイベントが誕生しようとしています。

自動車レースの最高峰「F1世界選手権」を主催するFormula 1は、現在中止が相次いでいるF1グランプリに変わる新たな試みとして公式レースゲーム『F1 2019』を使ったeスポーツ大会として「F1 Esports Virtual Grand Prix」を開催していくことを発表しました。

このイベントは、新型コロナウイルスの蔓延によって、F1世界選手権を構成するF1グランプリシリーズが、緒戦のオーストラリアから、5月のモナコまですべて中止されたことを受けて、コミュニティの活性化と、F1へのエキサイトメントを持続させる目的で実施されます。

イベントは現実のグランプリシリーズのスケジュールに合わせて5月まで実施していきます。

現役のF1レーサーも参加ますが、ゲームに慣れていないF1ドライバーのために、スキルレベルの差を埋める目的でアシスト機能も導入していくようです。アンチロックブレーキやトラクションコントロールなどがオンとなった比較的カジュアルなレースと見込まれています。

現実に即した形で開催

しかし、レギュレーションは可能な限り現実に即した形で行なわれ、サーキットは3月22日のバーレーングランプリに合わせてバーレーンのSakhir Track、全28週で、50%の長さとなります。 また、イベントの模様は配信は、YouTube、Twitch、Facebookの各F1公式チャンネルで、1時間半に渡って放送を行なうとされています。

現役レーサーも参加するeスポーツ大会「F1 Esports Virtual Grand Prix」
出典:The Week UK

この大会は、純粋なエンターテインメントを目的に開催されるため、レース結果に関わらずワールドチャンピオンシップポイントは得られません。しかし、本来中止されて見られなかったレースが見られるのは、F1ファンにとってもゲームファンにとってもうれしいイベントと言えます。