世界のトッププレイヤー参戦

新型コロナウイルスによって、多くのスポーツイベントが中止に追い込まれています。ファンにとっても残念ですが、経済的打撃は出場選手にも及んでいます。

テニスゲーム『テニス ワールドツアー』のプレイステーション4版を使ったオンライン大会の開催が発表されました。

「ムトゥア・マドリード・オープン・バーチャル・プロ(Mutua Madrid Open Virtual Pro)」と題されたこのイベントは、新型コロナウイルスの影響によって中止となった「ATP1000 マドリード」の主催者が創設したものです。

4月27日~4月30日の4日間にわたって実施され、男女合わせて32人の選手が自宅から中止となったマドリード・オープンにオンラインで参戦します。ラファエル・ナダル選手やドミニク・ティエム選手といった世界のトップ選手が参戦するほか、日本人プロテニスプレイヤー・錦織圭選手が出場することが発表されています。

選手の支援のために

「ムトゥア・マドリード・オープン・バーチャル・プロ」の目的のひとつに、ツアーの中止によって経済的なダメージを受けた選手への支援があります。優勝者は賞金15万ユーロ(約1746万円)のうち一部を仲間たちに寄付するほか、それとは別に5万ユーロ(582万円)が感染症対策に寄付されます。

実際の大会は中止になってしまいましたが、ゲームを使った試みによって、テニスファンとゲームファンにアピールできる場となりました。

錦織選手も実際の「ATP1000 マドリード」に出場しており、2014年で準優勝しています。今回の大会でも活躍が期待されます。

『テニス ワールドツアー』は、日本版ではPS4版とNintendo Switch版を発売されています。「テニスシミュレーション」と称するほどリアリティーにこだわっており、選手の動きや試合の環境、ボールの弾み具合までを再現されています。

現在のバージョンでは、錦織圭選手は実装されていませんが、次回作や今後のアップデートにも期待がかかります。