TCGの元祖『MTG』
『マジック:ザ・ギャザリング』(以下MTG)は「トレーディングカードゲーム」というジャンルを作り出し、今なおリリースされ続けているゲームです。
後の『遊戯王』にも影響を与えていて、トレーディングカードゲームの元祖とも言えます。
世界中でプロツアーも行われ、プロプレイヤーも多数存在しており、戦略性の高さや定期的に新しいカードの発売によるデッキ環境の変化などが魅力です。
ゲームとしての人気はもちろんですが、イラストの綺麗さからコレクターも数多くいます。
実際のカードゲームも有名ですが、デジタルゲームにもMTGはあります。
現在最新の『MTGアリーナ』は基本無料で、オープンβが行われています。
PC向けのソフトで、自宅でオンライン対戦ができるのが特徴で、能力が視覚的に分かりやすく、それでいてMTGの魅力を損なっていないため、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。

出典:マジカジ
MTGの製造・販売をしているウィザーズ・オブ・コースト社は、2019年に『MTGアリーナ』を用いた新たなeスポーツプログラムの実施を発表しました。
賞金総額は1000万ドル(約11億円)と非常に高額です。
2019年3月28日~31日には、アメリカ・ボストンで開催される「PAX East」にて、賞金総額約1億円のイベント「MTGアリーナ ミシックインビテーショナル」も開催されます。
「マジック・プロリーグ」も開催
また新しいeスポーツプログラムの1つとして、世界中から32名の強豪プレイヤーを集め、「マジック・プロリーグ」を2019年より開始も予定されています。
プロプレイの場となる「マジック・プロリーグ」のメンバーとして選ばれたプレイヤーとは約850万円の契約を結び、シーズンを通して『MTGアリーナ』で試合を行います。
参加する32名のプレイヤーは近日紹介予定とされていて、こちらのメンバーも楽しみです。
プロプレイヤーがどんなデッキを構築するのか、どんな試合展開するのかなどにも注目です。