全10チームが勢ぞろい
レースゲームにおいても、eスポーツの勢いは止まりません。
F1のeスポーツシリーズは、今年で3シーズン目を迎えます。9チームがeスポーツに参戦していましたが、唯一フェラーリだけがF1eスポーツに参戦していませんでした。
しかし、ついにフェラ―リがF1eスポーツへの参戦を発表しました。今回フェラーリが参戦したことで、全10チームがF1eスポーツの世界に勢ぞろいしました。
現実のF1同様に、白熱したレースがバーチャル上のコースで繰り広げられます。
F1の成長部門およびeスポーツ部門の責任者であるジュリアン・タンは「F1のeスポーツに大きな可能性を見出し、新たなファンとつながるという我々の目的の一部として、このプログラムの重要性を認識している」と語っています。
eスポーツでもレースが繰り広げられることで、今までF1をあまり観る機会のなかった人たちにも注目され、ファン獲得を促します。
また、従来のF1ファンにとっても、eスポーツに触れる機会を与えることにもなり、双方のファンにとっても嬉しいニュースとなりました。
7月から始動
2019年のチャンピオンシップは、各チームのラインアップの一部を決める7月のプロドラフトで始まります。その後、9月から12月にかけてライブイベントが開かれ、チャンピオンシップを争います。全10チームが揃ったことで、F1eスポーツはこれまでにない規模の戦いとなります。チームの代表としてF1eスポーツで活躍するドライバーの動向についても、続報が期待されます。

今シーズンからチャンピオンに支払われる賞金額も拡大し、勝者には50万ドル(約5400万円)の賞金が用意されています。また、2020年には中国市場にも視野を向けるということで、これからもF1eスポーツの世界はまだまだ拡大を続けていきます。
実在のコースからも、バーチャル上のコースからも、目が離せなくなる日々が続きそうです。