帰ってきた『カスタムロボ』
新しい対戦ゲームがリリースされると、eスポーツとして採用されるか、などが注目されます。タイトルによっては発売前にeスポーツ大会の採用タイトルとして決まっているものもあり、それをきっかけとしてeスポーツデビューする人も増えています。
2019年リリースを予定している『シナプティック・ドライブ(Synaptic Drive)』にも注目が集まっています。
ゲームは3D空間を舞台とした対戦アクションシューティングで、画面は見下ろし型になっています。
ゲーム画面を見て、懐かしい印象を覚える人もいます。 グラフィック自体はリアルに描かれていますが、これは1999年にニンテンドー64で発売された『カスタムロボ』そのままです。それもそのはず、「ディレクター・見城こうじ」と記されており、かつて『カスタムロボ』を開発したクリエイターです。
『カスタムロボ』では、ロボットをカスタマイズしてバトルをすることができ、その武器の組み合わせや戦い方など、戦略を練るのが楽しいゲームとなっています。『シナプティック・ドライブ』でもカスタマイズ要素も残っており、ステージや敵のカスタマイズによる選択が必要になりそうです。 メインウェポンとなる「ガン」、ボムのような役割の「トラッカー」、トリッキーに動く「ワイヤー」を駆使して戦います。
eスポーツ採用タイトルになるか
プラットフォームは、ニンテンドースイッチとSteamとなっています。2006年にニンテンドーDSで『激闘!カスタムロボ』がリリースされてから10年以上の時を経て、任天堂ハードにカスタムロボが名前を変えて帰ってきます。
公式Twitterにもeスポーツ競技に選ばれるゲーム性を目指す、とあり、今後の展開に期待がかかります。
初代『カスタムロボ』発売から20年が経ち、当時リアルタイムにプレイしていたプレイヤーたちが帰ってきて、『シナプティック・ドライブ』がeスポーツシーンに新しいタイトルとして名前を連ねる時が来るかもしれません。