人気の3D武器対戦格闘ゲーム
『ソウルキャリバー』は、1998年に第1作がリリースされ、シリーズ最新作『ソウルキャリバー6』まで続いている人気3D格闘ゲームです。
それぞれのキャラクターが武器を用いた戦いを行う作品で、本作はEVO2019のメインタイトルに採用されています。
EVO2019の初日の行われた決勝、ウィナーズで勝ち進んだのは、日本の「ゆっとと選手」です。シリーズは前作からという若手プレイヤーですが、公式大会であるSOULCALIBUR VI The WEAPON MASTERで優勝し、「公式剣術指南役」に任命される実力の持ち主です。EVOへの参加もバンダイナムコの全面サポートを受けています。
使用キャラは近距離を得意とするトリッキーキャラの「ヴォルド」です。
対するのは、ルーザーズから勝ち上がってきたアメリカの「BLUEGOD選手」です。BLUEGOD選手の最近の大会での活躍は目覚ましく、開催国であるアメリカ勢として注目されている選手の1人です。
使用キャラは「アズウェル」で、複数の武具を扱います。
試合の結果は?
序盤、ゆっとと選手も技を繰り出しラウンドを制していきますが、BLUEGOD選手の攻めは激しく劣勢に追い込まれます。
そして1-3で試合を落とし、スコアリセットとなり、ゆっとと選手には後がなくなりました。試合が終わるたび、ゆっとと選手は頭を抱えたり、手を合わせてじっと考えている素振りを見せました。
その様子は、まるで追い詰められているようにも見えました。
しかし、公式剣術指南役はここで終わりませんでした。
次の試合も1セットBLUEGOD選手に取られた後、腕組みをして考え込む素振りを見せた次の試合から、相手の動きに対応し始めたのか、ゆっとと選手の攻撃が次々に入るようになります。BLUEGOD選手も反撃しますが、一度勢いに乗ったゆっとと選手には敵いませんでした。
相手が動きに対応してくる前に3-1で試合を制すると、ゆっとと選手はEVO2019『ソウルキャリバー6』部門のチャンピオンに輝きました。