日本未発売のタイトル
『モータルコンバット』は、1992年に発売された対戦格闘ゲームです。アメリカでアーケード版がリリースされ、日本でも家庭用ゲーム機に移植されました。
当時は対戦格闘ゲームブームの中、実写取り込みのグラフィックで繰り広げられる残虐表現は、日本のゲーマーの間で話題になりました。
当初のタイトルの操作感はよくありませんでしたが、徐々にゲーム性が向上しました。グラフィックも実写からCGへと変わり、より激しい表現が可能になりました。
最新作となる『モータルコンバット11』は日本未発売ながら、海外では人気が高く、EVO2019のメインタイトルにも採用されています。
『モータルコンバット11』で絶対王者として君臨しているのがSonicFox選手です。前作から主要トーナメントを総ナメにしており、その強さは圧倒的です。状況把握の能力、反応速度、操作精度、攻略スキルを高いレベルで兼ね備えています。
プレイヤーネームの由来もソニック・ザ・ヘッジホッグの「ソニック」と、スターフォックスの「フォックス・マクラウド」からきており、勝利の際に着ぐるみを着るパフォーマンスでファンを魅了しています。
その実力通り、SonicFox選手がウィナーズでグランドファイナルへ進出しましたが、ルーザーズから勝ち上がってきたのはDragon選手です。
絶対王者が勝つのか、SonicFox選手を倒す新星が現れるのか、機体のかかる試合となりました。
試合の結果は?
序盤、SonicFox選手が有利に立ち回り、最初のセットを獲得します。
Dragon選手も反撃し、2セット目以降はたびたびチャンスを作り出しますが、SonicFox選手の攻めが勝り、2-0とDragon選手は追い詰められます。
3セット目、先にDragon選手がラウンドを取るとSonicFox選手も取返します。
お互いにあと1コンボ始動で勝敗が決するところまでもつれこみますが、SonicFox選手の正確な攻めが通り、EVO2019『モータルコンバット11』部門の優勝者は、絶対王者として君臨してるSonicFox選手に決定しました。