禁固10年の可能性も

eスポーツは世界的に人気で、大きな大会ともなれば世界中から参加者が集まり、インターネット配信もあって非常に多くの視聴者が観戦します。

オーストラリアのビクトリア州警察が「eスポーツ競技のMatch Fixing(八百長)」に関する容疑で6名を逮捕したと発表しました。

Match Fixingは「試合の勝敗を意図的に調整する」というもので、今回行われたのはFPSの「Counter-Strike: Global Offensive」の勝敗を対象とする「賭け」を標的としたものです。

6人は自身の試合結果について事前に談合を行ってから賭けに望んだとみられており、この八百長によって影響を受けた試合は5試合、影響を受けた賭けは20以上にも上るようです。

6名には最大で禁固10年が科せられる可能性があります。

深刻なギャンブル問題

eスポーツとギャンブルの関係は、日本ではあまり注目されていませんが、実は海外では問題となっています。 例えば、韓国ではオンライン上の違法カジノ&スポーツギャンブルサイトを介して、オンラインTOTOが行われています。スポーツが対象になるように、オンラインTOTOでは『Starcraft』や『リーグ・オブ・レジェンド』などのeスポーツも賭けの対象となっています。

オーストラリア「eスポーツの八百長」で6名が逮捕
出典:gigazine.net

そして、運営サイトの側が利益を上げるため、プロプレイヤーやチームと組んで八百長を行う場合があります。

トップチーム以外は稼ぎもままならないことが多く、生活のためについつい手を出してしまうということも度々起こっており、過去には『Starcraft 2』で、プロチームの殆どが八百長に手を染めるという信じられない事件まで起きてしまい、逮捕者まで出てしまうというケースも起こっています。

八百長に加担したチームは自分たちの口座で金銭を受け取ることができないため、名義と口座を貸し出す人を探すために個人情報が取引されることもあります。

今のところ、日本ではeスポーツがギャンブルとして活用していませんが、eスポーツとギャンブル産業の上手な協力が必要になっていきます。