フィリピンで開催される大会
2018年、ジャカルタで開催されたアジア競技大会でeスポーツが競技として採用された事で、非常に注目を集めました。
結果も日本選手が活躍し、eスポーツの認知に一役買いました。
そんな中、来年フィリピンで開催される『東南アジア競技大会』の正式種目としてeスポーツが参入することが公表されました。
フィリピンオリンピック委員会はゲーミングハードウェアを展開するRazer社とパートナーシップを組んでいます。
現在、オンラインマルチプレイヤーアリーナバトルゲームの『モバイルレジェンド』のみ競技タイトルの1つとして発表されています。
他のゲームタイトルについては12月15日までに確定する予定としており、プラットフォームやゲームのタイトルなどに注目が集まります。
3つの異なるゲーミングプラットフォームに6つの金メダルが授与され、ゲームコンソールに2つ、PCに2つ、そしてモバイルに2つと内訳されています。
また、タイトル毎に予選トーナメントが行われます。フィリピンでも以前からeスポーツのサポートをしてきました。
『League of Legends』の世界大会を2015年から積極的に放送しています。
モバイルレジェンドとは?
今回競技タイトルに選ばれた『モバイルレジェンド』は、基本無料でプレイできるスマホのゲームです。
短い時間で楽しめる戦略ゲームで、初心者もMOBA経験者も熱いバトルを味わえます。
国別にチームをマッチングし、国境を越えてオンライン対戦ができ、キャラクターも豊富で人気を誇っています。

出典:ファミ通App
ゲーム内課金ではあるものの、ガチャを引いて強いキャラを得るというものではないので、課金要素は少なく公平性が高くなっています。
ストアでの評価も高く、リリースから2年経ちましたが今回のように競技として取り上げられた事から、人気の高さが窺えます。
今後の発表によって、どのタイトルが競技になるか、気になる所です。
試合形式やルールなどの決定はもちろん、各地で行われる予選の模様にも注目が集まります。