アメリカの生きる伝説
アメリカの格ゲープレイヤーで最強は誰か、という時に名前が挙がる選手がいます。
彼の名前はジャスティン・ウォン(Justin Wong)選手。
あまりにも強すぎるため、彼が負けるとそれだけでニュースになると言われるほどです。
「Marvel vs Capcom2」では、大会の個人戦で4年間無敗のまま優勝という伝説的な記録を打ち立てています。
ジャスティン選手の試合でもっとも有名な試合と言えば、EVO2004『ストリートファイターⅢ 3rd STRIKE』でのウメハラ選手との試合、通称「背水の逆転劇」です。
この時の敗戦は彼にとってショックが大きかったようで、数年ほど引きずっていたそうで、最近でも「トラウマ」として紹介されています。
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ジャスティン選手は、2つのギネス記録を持っています。
1つはアメリカ最大の格闘ゲーム大会『EVO』でもっとも優勝した回数が多い事、もう1つは「Marvel vs Capcom2」でもっとも大会で勝った回数が多い事です。
日本のプレイヤーを連れてアメリカのディズニーランドに行った時、彼のおかげで待ち時間なしでアトラクションに乗る事ができたという逸話があるほど、アメリカではまさに「生きる伝説」として、現在も第一線で活躍しています。
実は日本大好き
ゲーマーとしての実力はもちろんですが、紳士的な人柄で、非常に気さくな人物です。
「日本の好きな場所は秋葉原」と答えるほど、日本を愛するオタクであり、来日した際にゲームセンターのプライズゲームを数十万円プレイし、山のように景品の持ち帰った、というエピソードもあります。

AbemaTVで放送中の『賞金首 SFV AE』第7回放送での対談で、「日本に来日した際に必ず食べるものは?」という質問に対して「松屋は最高」と答えるなど、牛丼や寿司といった日本の食べ物が好きで、度々ツイートされています。
現在でも様々な大会に出ては上位入賞を果たすジャスティン・ウォン選手の活躍に、これからも注目が集まります。